ハイエースのバッ直を配線する簡単な方法

1、助手席側のスライドドアを開けて、ステップカバーを取り外します。

ステップカバーははめ込んであるだけなので、上に引っ張り上げると簡単に取り外すことができます。※ステップカバーを外す前に、ジャッキ収納庫のフタと、その横のフットライト&配線を取り外しておきましょう。

2、純正の配線が通っているグロメットを引っ張ってはずします。

グロメットの中心部分にニッパーなどで穴をあけます。バッ直配線が通る大きさの穴があいたら、、配線を通します。

3、配線をグロメットに通すと、左フロントタイヤの後ろあたりから配線がでてきますので、タイヤ側からも引っ張りながら長さを調整します。

4、バッテリーの上から除くと、先ほど通した配線がちょうどバッテリーの真下にでてきていますので、配線通しなどで引っ張り上げます。※エーモンの配線通しがおすすめ→https://amzn.to/2KBCryX

5、バッテリーまで配線できたら、バッテリー端子にはまだ接続せずに、ここはとりあえずこのままにしておきましょう。残りの配線をステップの純正配線にそって配線していきます。インシュロックなどで純正の配線に固定すると良いでしょう。

6、スライドドアのモーターなどがある場合は、配線が可動部にひっかからないように注意して配線してください。

7、ステップの最後部にちょうど配線がとおるくらいの隙間があります。そこから室内へ配線しましょう。

8、最後に、バッテリー端子のボルトに配線を接続して完成です。※バッテリーのプラス端子の作業は、工具を車体の金属部分に触れさせるとショートしてしまいますので、工具が端子以外の金属部分に触れないように注意して作業してください。

ブレーカーはこのように、横一直線になっている状態が通電状態です。

上に跳ね上がっている状態が電気が遮断された状態です。左のボタンを押した時、または定格以上の電流が流れた場合にこのようになります。※配線作業が終わるまでは、ブレーカーは遮断状態にしておいてください。

今回はハイエースの配線方法ですが、他の車種も基本的には同じです。室内とエンジンルームにつながるグロメットを探し出し、純正の配線の通り道を利用するのが最も簡単な配線方法です。※乗用車の多くは、助手席足元か運転席足元にグロメットがあります。

わからない場合は、「車種名+バッ直」などでネット検索してみると、いろいろな情報がでてきます。

【ご注意】
上記はあくまで施工の一例です。この記事を参考に作業されるときは、すべて自己責任にてお願いいたします。作業に自信のない方は、最寄りの専門ショップなどに相談しましょう。

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POPO工房
工房長の宮本です(^o^)。「食う寝る」を忘れてDIYに没頭する習性があります。プロフィールはこちら→https://popo-koubou.com/profile/
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