サブバッテリーシステムで電子レンジを使う場合は、必ずこの記事をチェックしてください。

電子レンジには、

レンジ出力(W)と消費電力(W)の2つの表記があります。

 

どちらも同じ(W)ですので、

まぎらわしいのですが、

サブバッテリーシステムで

電子レンジが使えるかどうかをチェックする場合、

確認すべきは、

レンジ出力ではなく、

消費電力

ですので、

お間違えのないようご注意ください。

 

間違って使用すると

インバーターを壊してしまう原因になります。

 

たとえば

レンジ出力とは、

こちらの写真のように

電子レンジ表面に表記されているものになります。

 

レンジ出力500Wの部分にダイヤルをあわせても、

消費電力は500Wにはなりません。

 

消費電力が500Wだと勘違いして、

1200出力のインバーターに接続してしまうと、、、

出力オーバーで保護回路が働き、

インバーターが停止します。

 

最悪の場合、

インバーターが故障して電源が入らなくなってしまいます。

 

消費電力は

電子レンジの背面に書かれているもの、

または

取り扱い説明書に記載されている数値を

必ず確認してください。

 

基本的には、

消費電力が1200W以下の電子レンジは

日本国内ではほとんど販売されていません。

また、

消費電力が1100Wだからといって

安心は禁物です。

 

なぜなら、

電子レンジやエアコンなど、

大電力家電の多くは、

起動電流といって、

電源オン時に

消費電力以上の大電流が流れる機種があるからです。

 

起動電流が

1200Wを超えている場合、

1200Wのインバーターでは当然稼働できません。

最悪の場合は、

インバーターを破損してしまう恐れがあります。

 

起動電流については、

取扱説明書にも記載していないメーカーもありますので、

電子レンジやエアコンなど

大電力家電をご利用の場合は、

必ず事前にメーカーに

起動電流がどのくらいあるのか?

を確認するようにしてくださいね。

出力オーバーによって

インバーターを破損した場合は、

メーカーの保証がききませんので、

この点には

十分にご注意ください。

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