【サブバッテリーシシステム使用方法
WRS16000-24V 】

開封前に

商品が届きましたら、まずは、梱包の破れや凹みなどの損傷がないかどうかのチェックをお願いいたします。梱包に損傷がある場合は、システムにもダメージが出ている可能性がありますので、ご利用せずに、弊社までご連絡ください。

バッテリーボックスの準備

バッテリーボックスを設置場所に写真のように並べてください。重量が約50キロありますので、怪我のないように十分ご注意ください。※バッテリーボックスを運搬する際には、必ずボックスの底面を持つようにしてください。端子台や配線は重量に耐えることができませんのでひっぱらないようにお願いいたします。

並べたバッテリーボックスの上に、システム本体を写真のように載せてください。

システムとバッテリーの配線が写真のようになっているか確認してください。

太い4本のケーブルの先には絶縁キャップがついていますので外してください。※露出した端子がバッテリーの端子に接触しないようにご注意ください。

インバーターの電源はインバーター本体側面のスイッチの他、5メートルのリモコンがついています。

バッテリーボックスの端子台の透明カバーを外し、写真のように、4本のケーブルを接続してください。※左側の端子台のマイナス→プラス・右側の端子台のマイナス→プラスの順番に接続してください。

バッテリーボックスの端子台の透明カバーをもとに戻します。

バッテリースイッチが写真の状態のときは、バッテリーとシステムが切り離されています。

バッテリースイッチを右に回して、オンにしてください。写真の状態のときは、バッテリーとシステムが接続されています。スイッチはこの状態でシステムを運用していきます。

温度センサーコントローラーの右に丸いスイッチがあります。こちらを押すとスイッチが青色に点灯し、温度センサーコントローラーの電源が入ります。このスイッチは常時オンで運用してください。

写真を参考に、バッテリーボックスとシステムを付属のステー&ビスで固定してください。バッテリーボックスとシステムの側面の木材は12ミリの厚みがありますので、その範囲内であればビス打ちできます。※上蓋は9ミリ

走行充電ケーブルの接続

サブバッテリーシステムから車両のバッテリーまで、付属の走行充電ケーブルを配線してください。※スペアのヒューズが2個ついていますので、大切に保管してください。

工具が車両の金属部分に触れないように注意しながら、走行充電ケーブルと車両のバッテリー端子とを接続してください。

配線してきた走行充電ケーブルのカプラを、サブバッテリーシステムの端子台から出ているカプラと接続してください。※黄色の配線は接続しません。

システム本体の上蓋をあけて、写真の走行充電器本体の右側面上部にあるスイッチをオンにしてください。オンにすると、走行充電器のパイロットランプが赤く点灯します。走行充電器の電源は常時オンのままで問題ありません。

配線ができましたら、エンジンを掛けてアイドリングを行ってください。アイドリング開始から20秒程度で、バッテリーモニターが点滅し、充電を確認することができます。右下の表示が消費電力(W・ワット)になります。何ワットで充電されているのかがわかります。また、その左隣には電流(A・アンペア)が表示されており、電流にはプラス・マイナスが表示されます。この表示がプラスのときはサブバッテリーシステムが充電状態にあります。マイナス表示のときはサブバッテリーシステムが放電状態にあります。

ソーラーパネルの接続

ソーラーパネルを写真の配線図を参考に配線してください。

ソーラーパネルからサブバッテリーシステムまで、ソーラー充電ケーブルを配線してください。

配線してきたソーラー充電ケーブルのカプラを、サブバッテリーシステムの端子台から出ているカプラと接続してください。※ソーラーパネルからは100V近くの電圧がかかっているので、施工の際は感電に十分ご注意ください。

配線ができましたら、ソーラーパネルを太陽光にあててください。発電がはじまると、バッテリーモニターが点滅し、充電を確認することができます。右下の表示が消費電力(W・ワット)になります。何ワットで充電されているのかがわかります。また、その左隣には電流(A・アンペア)が表示されており、電流にはプラス・マイナスが表示されます。この表示がプラスのときはサブバッテリーシステムが充電状態にあります。マイナス表示のときはサブバッテリーシステムが放電状態にあります。

24V家電の接続方法

24V家電の電力供給には、サブバッテリーシステムの24V出力端子をご利用ください。24V出力端子は、端子台の一番上(プラス)と上から二番目(マイナス)になります。最大40Aまでの電力をご利用いただけます。

 

24V出力端子にはブレーカーがついています。写真の状態で通電状態になります。ブレーカーの赤いボタンを押すと電気が遮断されます。

ブレーカーの赤いボタンを押したとき、または40A以上の電気が流れたときは、写真のようにブレーカーがあがり、電気が遮断されます。

ご家庭の100Vコンセントからの充電方法

サブバッテリーシステムから出ている100V充電用のコンセントプラグを、ご家庭のコンセントに接続してください。※コンセントプラグに「充電」と書いたテープが貼ってあります。※充電器の消費電力が1300W程度ありますので、タコ足配線や他の電化製品と同じコンセントに接続しないでください。

充電がはじまると、バッテリーモニターが点滅し、充電を確認することができます。右下の表示が消費電力(W・ワット)になります。何ワットで充電されているのかがわかります。また、その左隣には電流(A・アンペア)が表示されており、電流にはプラス・マイナスが表示されます。この表示がプラスのときはサブバッテリーシステムが充電状態にあります。マイナス表示のときはサブバッテリーシステムが放電状態にあります。

バススルーコンセントの接続方法

インバーターの電源をオフにして、サブバッテリーシステムの100V出力を停止してください。※インバーターをオフにしないと、システムが破損することがあります。バススルー機能を使う時は必ずインバーターの電源をオフにしてください。

サブバッテリーシステムから出ているバススルー接続用のコンセントプラグを、ご家庭のコンセントに接続してください。※コンセントプラグに「バススルー」と書いたテープが貼ってあります。このコンセントプラグを接続すると、サブバッテリーシステムの100Vコンセントから出力される電気は、システムをスルーして、ご家庭のコンセントと直結します。サブバッテリーの電気を減らすことなく、100V電源を利用することができます。

バススルーコンセントプラグと、充電用コンセントプラグは同じコンセントに接続しないでください。充電用コンセントプラグは消費電力が高いため、同じコンセントに接続してしまうと、ご家庭の電力が許容範囲を超えてしまいます。必ず別々のコンセントに接続してください。

車内にリモコンスイッチ&バッテリーモニタを配線します

インバーターリモコンの配線を車内の操作しやすい場所に配線してください。

バッテリーモニターの配線を車内の操作しやすい場所に配線してください。

各パーツの操作方法

 

 
各パーツについて
簡単にご案内しておきます。

商品が到着しましたら、
下記を参考に各パーツの確認を行ってください。

  
 

システム本体

システム本体は、12ミリ(天板は9ミリ)のベニアで作られています。天板はメンテナンス用として、簡単に取り外しができるようになっています。

温度センサースイッチ(丸形)

このスイッチをオンにすると 温度センサーと排気ファンの電源が入ります。 排気ファンはボックス内の温度が設定温度以上(変更可)になると 自動的に作動します。 電気を利用する前・充電前または車載時には必ずこのスイッチをオンにしてください。 待機電力はほとんどありませんので 常時車載やソーラーを接続してでご利用するのであればスイッチオンのままでも 問題ありません。

温度センサーコントローラー

赤い数字が現在のシステム本体内の温度になります。青い数字は排気ファンがストップする温度になります。排気ファンはボックス内の温度が青い温度プラス2度になると作動し、青色の温度まで下がると自動的にストップします。 青い数字を変更するには、①「SET」ボタンを長押します。②上下の→で青い数字を変更します。③お好みの数字になったら、「SET」ボタンを押して完了です。
システム内の温度は、40度以下をキープするように設定してください。

季節によっては、設置場所の温度が高温になり、常にファンが作動してしまう場合があります。その場合は、ファン作動温度を少しあげるなどして、調整するようにしてください。

インバーターリモコンスイッチ

100Vの電気を利用するときは、このスイッチをオンにしてください。

コンセント

インバーターの電源がONになっているとき、または、外部電源に接続されているときにコンセントが使えます。インバーターからの電気を使う場合は、左右それぞれのコンセントは最大1500Wまで、両方あわせて3000Wまでご利用できます。外部電源に接続されているときは、左右それぞれのコンセントは最大1500Wまで、両方あわせて1500Wまでご利用できます。

多機能バッテリーモニター

電圧と電流、消費電力、バッテリー残量をリアルタイムで測定できます。充電中は液晶が点滅します。

バススルー用コンセントプラグ

家庭の100Vコンセントから電気を引き込む場合は、こちらのコンセントプラグを接続します。コンセントプラグを接続すると、システムにつながっている100V家電製品はインバーター経由ではなく、外部電源から電気が供給されます。バッテリーの電気を使うことなく、家電製品を使うことができます。※外部コンセントに接続する場合は、インバーターの電源を必ずオフにしてから接続してください。※100V充電器の消費電力が最大で1300Wありますので、もし、サブバッテリーを充電しながら外部電源切り替え用コンセントプラグも接続する場合は、接続する外部電源の容量(1500W)を超えないようにご注意ください。※コンセントプラグを差し込むと同時に、切り替えリレーが作動する音が「ガツン!」となりますが故障ではありません。

100V充電用コンセントプラグ

家庭の100Vコンセントから充電する場合は、こちらのコンセントプラグを接続します。コンセントプラグを接続すると、100V充電器が作動して、サブバッテリーが自動的に充電されます。

バッ直接続用カプラ

ボック側面に、赤いカプラーがついた赤と黒の配線が出ています。この配線のカプラーに、付属のバッ直ケーブルを接続してください。

端子台

上から、24V出力のプラス・24V出力のマイナス・走行充電のプラス・走行充電のマイナス・ソーラーのプラス・ソーラーのマイナスになります。車内の24V電装品をご利用の際はこの端子台から配線してください。

バッ直ケーブル

車のバッテリーのプラスとマイナスのターミナルに、このバッ直ケーブルを接続します。プラスの配線にはヒューズがついています。

ソーラーパネル接続用カプラ

ボックス側面に、黒いカプラーがついた黒の配線が出ています。この配線のカプラーに、ソーラーパネルを接続してください。このカプラーの規格はMC4と言いまして、このカプラーがついているソーラーパネルであれば接続可能です。(ソーラーパネルは最大ワット数・最大ボルト数・最大アンペア数を超えないようにしてください。詳しくは走行充電・ソーラー充電器の説明書をお読みください。)

24V出力用ブレーカー兼スイッチ

走行充電用接続端子台の24V出力のブレーカースイッチになります。写真の状態でオフとなります。オンにするには、40Aと書かれているレバーを水平方向へまわします。オフにするには、左側のボタンを押します。40A(960W)以上の電気が流れると自動的にオフになります。

バッテリーキルスイッチ

システムとバッテリーを完全に切り離すことができます。バッテリーの接続時には必ずこのスイッチをオフにしてください。通常運転中はオンのままにします。

排気ファン

インバーターと100V充電器には、それぞれ個別に電動ファンが内蔵されていますので、電気使用時にはそれぞれのファンが、自動で稼働します。サブバッテリーボックス内の温度が33℃以上(変更可)になると ボックス側面に取り付けられている排気ファンが自動で作動します。

システム内部パーツのご案内

インバーター

インバーターを使うときは、付属のリモコンから電源をON-OFFできます。電源がONになったことを確認して、サブバッテリーシステム横についているコンセントに、家電製品のコンセントプラグを差し込んでください。待機電力が1時間に8Wほどありますが、電源を入れっぱなしでも問題ありません。 使用電力が合計3000Wを超えると故障の原因になりますので、ドライヤーや電子レンジなど、 大型家電の接続の際には消費電力にご注意ください。

インバーターヘルツ切り替えスイッチ

インバーター側面には、ヘルツ切り替えスイッチがついています。最近の電化製品はどちらのヘルツにも対応したものがほとんどですが(西日本は60ヘルツ・東日本は50ヘルツ)、必要であれば切り替えてご利用ください。

ソーラーチャージャーコントローラー

ソーラーパネルを接続している場合は、太陽光がパネルにあたっている時、自動的にソーラー充電がスタートします。ソーラー充電中は、バッテリーモニターが緑色に点滅して充電されていることが目視できます。

100V充電器

コントロールパネル上のコンセントプラグを家庭の100Vコンセントに接続してください。充電はフルオートで行われます。充電中はリモコンスイッチのLEDが点滅します。充電中はバッテリーモニターが点滅して充電されていることが目視できます。※外部コンセントに接続すると、100V充電器が作動して、サブバッテリーが自動的に充電されますが、100V充電器の消費電力が最大で1400Wあります。ですので、もし、サブバッテリーを充電しながら車内で電気を使われる場合は、外部電源の容量(1500W)を超えないようにご注意ください。

走行充電器

エンジンをかけると自動的に走行充電がスタートします。フルオートで充電することができます。走行充電中は、バッテリーモニターが緑色に点滅して充電されていることが目視できます。

温度センサー

サブバッテリーシステム内の温度を感知して、設定した温度になると電動ファンを自動的に作動させる役割をしています。赤い数字は現在のシステム内の温度です。青い数字は、電動ファンが作動する温度です。初期設定では33℃で作動するようにしています。「SET」を押すと、青い数字を変更できます。設定温度になるとファンが作動し、2℃下がると自動的に停止します。

バッテリー

リチウムイオンバッテリーは、 過放電に弱いため、バッテリー残量が20%になるくらいで充電をおすすめします。0%まで使ってしまうと充電できなくなることがありますので過放電には十分ご注意ください。

完成写真

保証&アフターサポートについて

当工房のサブバッテリーシステムは、

市販のパーツを手作りで組み上げて完成させたものです。

ですので、修理はもちろん、バージョンアップや作り変えなど、今後のライフスタイルにあわせたカスタムができるのが大きな特徴です。

保証&アフアターサポートについては、こちらのページをご覧ください。
https://popo-koubou.com/after-support/